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ククリア:160年 26日~30日


いろいろやってました。

まずモンハン、上位には入ったものの
一気に難易度が上がったように感じてなかなか進まず。

ドラクエビルダーズ、終章に突入したけど
PS3にかじりつく時間をうまく作れずにいる。

やる気はあれどやる気がない、そんな状態で
ぐだぐだと3月です。
 
 
 
 



26日。

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「えー、おいしくないのに要る?」

「栄養つけて冬をのりきるっていうものだからね」

「とりあえず用意はするけど……母さんが食べなよねいい歳なんだから」

「大人になってまで好き嫌いばっかり言うんじゃありませーん」

「違……わないけど、健康に気を使わないといけないのは母さんでしょ」


魔導師してたころと変わらず元気だけど、
白髪のおばあちゃんなんだから少しは考えてほしい。




「ここにいたか」


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「お袋から聞いた。奥義、まだモノにしてないんだろう」

「……そのオフクロから習ってうまく覚えらんなかったんだけどね」

「それも聞いてる。来い、お兄様じきじきに伝授してやろう」


160_26_03.png


教えてもらえることに感謝しつつ、ドヤ顔にイラッとした分を
拳に乗せて振り切ったらなんかそれらしいのが出た。


「ぐっふ……」

「兄さんありがとーなんとなくわかったわ」

「オレ……教えたの、ドラゴンフォース、だよな?
ドラゴンファングじゃないよな?」

「そうだけど?」

「なんで拳なんだ……魔術はもっとこう……ココロを洗練したような……」

「剣術が得意な魔導師がいたんだから細かいこと気にしなくてもいいんじゃない?」


結局は気合というか……なんでもいいんだろう。
母さんだってアレだし。


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なんにせよ、これで覚えられるものはすべて見につけられたはず。
戦士めざしてみるのもアリかなー。
いい線いけたとしても、やる気あるのかといわれたら微妙だけど。



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珍しくラウドミアが走っていた。
何かを探すように……すれ違った瞬間、ハッと気づいてこちらに声をかけてきた。


160_26_06.png


だけど言葉が詰まったようで、少し悩んだ後いつもどおりの笑顔を見せてくれた。
探しているものはおそらく……


「お元気そうでなによりです、リラさん。日ごろの行いの賜物ですね」

「……ラウドミア。あんた、焦ってるでしょ」

「そんな……こと、ないですよ」

「乙女の役目を担えるのは未婚の女性。
今、現役の乙女を除いて該当するのはあたしだけ。そうよね」

「……はい。ですがあなたは……」


そう。母さんから託されたプレイヤーとしての使命。
これは乙女や神官の使命とは両立できないものだ。


「あー、まあほら、すべてが動くのは来年。あと数日後。
今焦ったってしょうがないっしょ?」

「そうなんですけどね、どうしても探さずにはいられなくて」


アルディスもたぶんこの一年ずっとそうだったんだろうな。
神職ってのは、神様ってのはなんとも……やっかいなものだね。



夜の帰宅道、セルブロがやってきた。
暗い冬の夜でもあの白い服が目立ってわかりやすい。


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こないだなあなあになった話をしよう、とのこと。
話をまるで聞いていなかったわけではないから、何の話かはわかってるんだよね。

待つほうも、それはそれでじれったいものだよなぁ。



27日。


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先日の行き先で失敗したのを鑑みて、場所を考えてくれた。


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「こないだの話だが、俺は引継ぎの相手を探そうと思う」

「ああ、うん。そこらはうっすら聞いてた。
……それにしても、いずれそうしてもらうつもりとはいえ決断早すぎじゃない?」

「だめか」

「別に探すのはいいけど……ま、好きにしたら」

「ずいぶん淡白だな?」

「急がなくてもいーってだけだよ。
来年まで待つこと自体は変わんないんだし、変に焦られてもね」

「……そうか、じゃあ――好きにさせてもらおうかな」


そういうとセルブロは白い衣を翻し、駆け出した。


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「ちょちょちょちょっと!どこ行くの?!」

「託す相手を探しにだが?」

「いんの心当たり?!」

「まあ……当たるだけ当たろうかとだな」


走るセルブロを追いかけてあたしもひたすらに、
とはいえあたしの方が速かったりするのだけど……付いて走る。

濡れるのをいとわず小川を走りぬけ、城の前を通り過ぎ、
横道の先から聞こえる鍛錬の声を横目に、走る。




そして目的の相手を捕捉した白い背中を


160_27_04.png


勢いあまって少し通り越した。
だよね!独り身の野郎となるとルペルト先輩ぐらいだもんね!!


「何考えてんのー!ルペルト先輩だって還俗してずっと待ってるんだよ!」

「しかし今思い浮かぶやつとなるとこいつぐらいしか……」

「あーっと……察するに、そういうことかい?」

「そういうことだ。なあルペルト、どうせ待ちなのは変わらないんだ。
もう一回神官やらnぐっふ!!」

「言わせねえよ?!」


日ごろの外面を保つ余裕すらない隙だらけのわき腹に
渾身のストレートを食い込ませる。
腹を押さえうずくまるセルブロに、ルペルト先輩はしゃがみこんで目線を合わせた。


「確かにこの一年ずっと待ってるけどね。
僕も意味なく還俗したわけじゃないからね?流石にちょっとそれは……」

「わかってる、わかってはいるんだ……。
だが、ふとした瞬間とてもつらい……」

「わかる。わかるよ、すごく。神職であることのしがらみというか。
むずかしいよね僕らは、とても」


あたしにはわからないが、神職と元神職である先輩たちには
なにか通ずるものがあるらしい。


「そう、むずかしいんだ。むずかしいはずだったんだ!
なのにこいつときたらたやすくその境界を越えてくるんだ!
なんでだ!子供じゃないけど子供みたいだからか!
あっでも子供じゃなかったちゃんと柔らっ……ああーだめだおれはておくれだ」

「ええっちょっ、ずるくないかい?!僕だって触れたいのに!」

「ずるくない不可抗力だ!あくまで不可抗力だ!そこだけは許してくれ!
だがおかげで俺はいろいろ苛まれてしにそうだ来年まで持つのか?!」

「僕だって……僕だってねぇ、何度あのマシュマロボディを
抱きしめたいと思ったことか……!」

「……つらい」

「とてもつらい……!」


……白昼堂々、目の前で繰り広げられる会話に……あたしは軽く引いている。
ねえ父さん。男ってだいたいこんななんですか?
あたしの身近な男ってヘタレ兄ぐらいだからよくわからんです……。

昼の住宅地ということもあって人通りがほとんどないのが救いだろうか。
それでもたしかこの地域には身内が住んでいたと思うのだけど。


「……ねぇ」

「あっ」「はっ」


あたしがいるのを忘れていたらしい。
セルブロは灰茶の瞳を瞠って、ルペルト先輩の笑顔は引きつっている。


「いろいろツッコミたいことはあるんだけど、ひとまず大目にみとくわ。
……でも少しだけいいかなルペルト先輩?」

「ど、どうぞ」

「アルディスの親の旧姓知ってる?」

「知らないけど……」

「だよね。母親のほう、元はプランターっていうんだよ」

「ぷらんたーさん」


――間。
冷たい冬の風が、あたしら3人の間を通り抜ける。


「じゃ、そういうことで?」

「待ってぇぇ!!?どういうことなのかなそれは?」


追いすがり、あたしの襟首を掴んで、捕まえられる。


「どこに行くんだい?いや、何をしようとしてるのかな?」

「家族と話をしようと思って?」

「やめてください!」


面白いぐらい必死だ。うける。


「まあ、そこの家にもプランターさんは居るわけでね?」

「げっまじか」

「ああぁ……」


年上の成人男性がそろいもそろって顔を覆い、天を仰いでいる。
何も知らない人物がこの状況を目にしたらどう思うのだろうか。
あたしならおそらく、ドン引きだ。


ひとまず、おとなしく来年を待つことを言いつけて、この場は解散した。
野郎どもが通りへ抜けて言った後に姪であるベスの家を覗いてみたけど、
アーマンはすやすやしていたのでかろうじて彼らの体面は守られたようだ。



夜。

年末も近くなり、夜もだいぶ寒くなった。
ベッドのぬくもりがとても心地よい。
母さんはまだ帰ってきていない。たぶん誰かと飲みにいってるんだろう。

うとうとまどろんでいると、玄関に人の気配が。
母さん帰ってきたのかな。


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あっ、ちげえ。


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「何しにきてんのあんた……」

「手遅れなりに責任をだな?って冗談だ、ランプを握るな」

「昼間あれだけ欲をだだもれさせておいて夜這いとか心配しかない」

「悪かったって……大丈夫だ待てる。……顔を、見に来ただけだ」


そういって軽く布団をなでて、静かに我が家を出て行った。

彼なりに決断をしてからいろいろとハジけだしてるような気がするんだけど、
還俗したとしてその後は大丈夫なんだろうか。



28日。


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オネーサンと出かける約束をした。
……いろいろ相談させてもらおう……。



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「……あんたも還俗考えてるのよね?」

「一応な」

「ラウドミアを抱きたいとか、そういうクチなの?」

「んなっ!……そんなん、ちげーし!」

「そうなの?」

「ったく、仮にも神職にする話題じゃねえだろソレ……」

「その神職がそういう話してたんだけど」

「あんの先輩なにやってんだ……!とにかく、オレは違うからな!」


どうやら還俗意欲の元は個人差がある、らしい。



29日。あたしの誕生日


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ようやくあたしも6歳。
成人してほとんど丸一年たったが、これでやっと追いついたような気分だ。



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「あたし今日6歳になったんだよね」

「あらそうなの、おめでとう」

「ありがと……でさ、今まで5歳だったわけじゃん?
5歳っていったら年齢的には下の学年とあんまり変わらないわけで……」

「年の終わりに産まれるとどうしてもそうなるわね」

「や、大人なんだってのは譲りたくないんだけどね?
ただね……もしかしてセルブロってロリコンなのかなって」

「……叔母としては全力で否定してやりたいところなんだけど、
どうしてそんなことを?」

「ちょっと前に一緒にお風呂行ったんだけど、
そのあたりから自重がなくなってきたというか……」

「……若いなぁ……」



ほどほどで解散して、闘士の村へと足を向ける。
お見舞いだ。


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ケーリーさんは、星の日で先輩とともに壇上にあがった人。
……来年の春、あたしが「いとしい人!」と呼ぶ予定だった人だ。

来年の劇は中止になるんだね。……不謹慎だけど、ちょっとほっとした。

しかし調子を崩しがちならなぜ投票に……そもそも誰が選んでるんだろう?


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気にされるような関係でないことは同感だけど、
ロサ先輩が気にしないとは言っていない。
……まあ、気にしてたらきりがないし、問題ないか。



30日。


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ハンクも明日で大人か……でかくなるんだろうか。
なんとなく、イバンやセルブロに匹敵するぐらいでかくなりそうな気がする。


セルブロがふらふらと森の中へ入り込んでいったので、
こっそりついていってみた。


160_30_02.png


滝を黙って眺めて、ぼーっとしている。
修行だろうか?服的にもそのまま入るのはやめたほうがいいと思うのだけど。
そっとしておいたほうがいいような気がしたので、声をかけずにあたしは引き返した。

それとも来年のことを考えてるんだろうか。
……来年の新成人は5人。
荒ぶる神職の引継ぎが、うまく行われるといいな。





還俗とはいったい……神職とは……。

彼らや他の神職の尊厳のために言っておきますが、
還俗のきっかけは(たぶん)個人差があります。

一歩進んだと思ったら何も状況は変わっていなかったり、
そもそも変えるためには環境自体に必要要素が足りていなかったり。
しがらみが多ければ(人によっては)燃え上がり、より求めるものでしょう。

つまり、あれは彼らの状況が巻き起こした気の毒な心内環境ですので、
彼らのひととなりが異常なわけではない(はず)です。

いいじゃないですか、健康的で。


オネーサンの還俗はどうなんだって?
長いこと神職だったんだから相当だろうと?

彼女はデート段階からの還俗ではなく年齢還俗なので、
「あー、あたしもいい歳だしいい加減引継ぎの一つや二つ考えないとね」
ぐらいの心持ちだったと思われます。


周辺人物の大半が神職、後輩も少なくとも4人は神職になる。

神職に一度かかわると、なかなか引き際がつかめないものですな。

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プロフィール

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